テックアカデミー(TechAcademy)とコードキャンプ(CodeCamp)は、どちらも完全オンライン型のプログラミングスクールです。
教室へ行くことなく、すべてネットで学習できるので
- 教室へ通うのが難しい人
- 自分の好きな時間に勉強したい人
- ひとりでプログラミングスキルを身につけたい人
- 社会人・学生で普段は用事がある人
といった人たちに人気があります。
僕自身、テックアカデミーでプログラミングを学んだ後、IT企業に就職して今現在プログラマーとして働いています。ネットのみですが、学べる内容のレベルは高く、家にいて学んでもプログラマーとして働けるまでになるほどです。
そんなオンライン型のスクールとして有名な2つですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?どちらのスクールで学ぶほうがよいのでしょうか?
このページでは、テックアカデミーとコードキャンプのシステム・カリキュラムの内容・料金などを比較して、どちらがおすすめのプログラミングスクールなのかをご紹介します。
システム(サービス)の比較
システム(サービス)の違いを比較します。
テックアカデミーのシステム
- ひとりで学習するシステム
- 専属の講師(パーソナルメンター)がつく
- チャットやテレビ電話で講師に質問できる
- 実際の仕事(実践)に近いプログラミングスキルが身につく
コードキャンプのシステム
- レッスン形式で講師と一緒に学習を進める
- 専属の講師ではなく、毎回指名する(同じ講師の指名も可)
- プログラミングの基礎が幅広く身につく
<レッスンの様子がわかる紹介動画>
一番の違いは「自分で進めるか、講師と一緒に進めるか」です。
自分で勉強を進められる人ならテックアカデミーだし、誰かにお尻を叩かれないと進められない人ならコードキャンプです。どちらの教材もレベルが高く、チャットやテレビ電話の質問もできるので、つまづくことなくプログラミングのスキルを習得することが可能です。
どちらかというとテックアカデミーが実践より、コードキャンプがプログラミングの基礎よりなので、スクール卒業後にプログラマーとしての就職・転職を期待するならテックアカデミーです。幅広い知識を学んでスクール卒業に自分でいろいろ作れるプログラマーになりたいならコードキャンプです。
学べるプログラミング言語の比較
学べるプログラミング言語・ツールの比較です。
「学びたいプログラミング言語がある!」という希望があるなら、ぜひチェックしてみてください。
テックアカデミーのコース
- WEBアプリケーションコース
- PHP/Laravelコース
- Javaコース
- フロントエンドコース
- wordpressコース
- iphoneアプリコース
- androidアプリコース
- unityコース
- はじめてのプログラミングコース
- ブロックチェーンコース
- スマートコントラクトコース
- Pythonコース
- AIコース
- データサイエンスlコース
- Scalaコース
- Node.jsコース
- Google Apps Scriptコース
- Scratchコース
- WEBデザイン
- UI/UXデザイン
- 動画編集
- WEBディレクション
- WEBマーケティング
- HTML/CSSトレーニング
- bootstrapトレーニング
- githubトレーニング
- photoshopトレーニング
コードキャンプのコース
- Webマスターコース
- Rubyマスターコース
- Javaマスターコース
- デザインマスターコース
- アプリマスターコース
- エンジニア転向コース
- エンジニア新卒コース
- pythonデータサイエンスコース
- WordPressコース
- Unityコース
最新のWeb開発、アプリケーション開発、スマホ開発など、需要が多く学びやすいスキルはどちらのスクールでも習得可能です。
Unity(ゲームアプリ開発で使う統合開発環境)、BootStrap、GitHubといった、今ホットなツールの基礎が学べるのはテックアカデミーのみです。上記のサービス・ツールを学びたいならテックアカデミーです。
学べるコース・ツールの種類でいえばテックアカデミーの方が多いのですが、プログラマーとして働き出した今、その違いはほとんど影響ないと言えるでしょう。
働き出すまでは「どのプログラミング言語が有利か?」「どのスキルが働きやすいか?」と考えていましたが、実際にプログラマーとして働きだすと、いろんな案件を抱え、案件ごとに言語やツールが違うので自然に身につきます。
もちろんコースによって勉強する内容は異なるのですが、プログラミング初心者でどのコースを選んでいいのかわからないといった場合は、
- テックアカデミーなら「Webアプリケーションコース」
- コードキャンプなら「Webマスターコース」
を選んでおけば間違いありません。
受講料(料金)の比較
テックアカデミーとコードキャンプの受講料について、一番人気のある「Webアプリケーション開発のコース」で比較します。
テックアカデミー TechAcademy |
コードキャンプ CodeCamp |
|
---|---|---|
1ヶ月コース | 社会人:139,000円 学生:109,000円 |
なし |
2ヶ月コース | 社会人:189,000円 学生:139,000円 |
148,000円 レッスン20回 |
3ヶ月コース | 社会人:239,000円 学生:169,000円 |
なし |
4ヶ月コース | 社会人:289,000円 学生:199,000円 |
248,000円 レッスン40回 |
6ヶ月コース | なし | 298,000円 レッスン60回 |
学生なら学生料金があるテックアカデミーが断然お得ですね。
単純な期間の比較でいえばコードキャンプの方がお得です。
ただし、たとえば2ヶ月コースの場合、コードキャンプはレッスン回数が20回、月10回ペースです。テックアカデミーは基本的に受け放題です。コードキャンプにも受け放題コースがありますが料金は高くなります。
おすすめポイントの比較
「こういう人におすすめ」というポイントから比較します。
テックアカデミーがおすすめの人
- 自分のペースで学習したい人
- わからない部分をちゃんと聞ける人
自分で学習していくスタイルなので、理解が早い部分は自分のペースでどんどん先に進むことができます。レッスン形式よりも効率的に多くのことを習得できます。
ただし、わからない部分はチャットやテレビ電話で聞く必要(メンターに伝える必要)があるので、疑問点を人にちゃんと聞ける人がおすすめです。
コードキャンプがおすすめの人
- マンツーマン指導を受けたい人
- 自分でやる気が出せない人
講師とマンツーマンできめ細やかな授業を受けたいならコードキャンプです。基礎的なことからしっかり教えてくれます。反面、自分でどんどん進みたい人には物足りないかもしれません。
またレッスン形式なので、自分でやる気を出せない(お尻を叩かれないと学習しない)人にもコードキャンプはおすすめです。教室へ通う形式ではなく家でも勉強できる環境なので、すぐにサボってしまうような人もいますが、レッスン形式なら講師の下でしっかり勉強することができるでしょう。
どちらも無料体験がある
テックアカデミーもコードキャンプもどちらにも無料体験があります。
教室へ行くのではなく自宅でそのまま体験できるので、興味がある方を気軽にうけるのもいいし、両方を実際に体験して比較したいならどちらも受けてみるといいでしょう。
無料体験といっても、実際に入会したときを同じ流れで受けることができるので、スクールに入ってから「無料体験と違うじゃん!」なんてこともないですよ。