小笠原でシュノーケリングをするならココ!おすすめのビーチをご紹介します

サンゴ礁

旅行先でのアクティビティは魅力的なものがたくさんありますよね。

特に小笠原のようなきれいな海では、「ダイビングもしたいし、ドルフィンスイムもしたいし・・・」と旅費がかさみがちになってしまうのが悩みの種。

そんなときのおすすめはシュノーケリングです!

ほとんどお金をかけずにできる遊びなので、思う存分楽しむことができます。

予約もする必要がないので、自分の好きなタイミングで好きな場所に行けるのも大きなメリットです。

そこで、父島と母島でシュノーケリングに最適なビーチをいくつかご紹介いたします。

スポンサーリンク

シュノーケリング向きのビーチの特徴とは?海水浴場との違いは?

基本的には、海水浴ができるビーチであればシュノーケリングも可能です。

というのもシュノーケル、マスク、フィンの「三点セット」と呼ばれる道具を身につけ、泳ぎながら水面から海中をのぞけば、”シュノーケリング”になるからです。

ところで、海水浴の楽しみといったら何でしょう?

ビーチバレーや砂遊び、スイカ割りといった陸の遊びを除くと、おそらく浮き輪などにつかまりながら波に揺られて楽しんだり、波打ち際で波とたわむれたりという楽しみ方がメインですよね。

しかし、シュノーケリングの場合はあまり波がないほうが体力も消耗せず、ゆっくりと海の中の世界を楽しむことができるのです。

それに、せっかく透明度が高く水がきれいな小笠原でのシュノーケリングならお魚もいっぱい見たいですよね!

このように、同じ海の遊びでも遊び方によってビーチの向き、不向きがあるのです。

ということで、ここでいう”シュノーケリング向き”とあえて言うのは、次の条件にあったビーチのことを示すこととします。

  • エントリー/エグジットしやすく、また泳ぎやすいよう波が穏やかなこと
  • フィンをつけて泳いだときに砂があまり巻き上がらない適度な深さがあること
  • 魚やサンゴ、ソフトコーラルなどの生物が豊富であること
  • 安全に泳げる場所であること

これらの点を中心に設備やアクセスなども含め、父島、母島にあるおすすめのビーチをご紹介していきます。

スポンサーリンク

父島でシュノーケリングにおすすめのビーチ

なんとなくシャチホコのような形をした父島には、海岸線が入り組んでいる場所もあり、数多くのビーチが存在します。

北から南、東から西までシュノーケリングができるビーチが点在しているので、たいてい島のどこかしらで泳ぐことができるのが父島のいいところ。

西側のビーチで波が高く泳げないという場合、反対側の東側のビーチなら穏やかということもよくあります。

その日の海況にあわせて選ぶことができるのです。

父島の東西南北、シュノーケリングにおすすめのビーチをご紹介いたします。

境浦海岸

境浦海岸の一番の特徴はなんといっても魚雷で座礁した「濱江丸」が沈み、漁礁となっていることです。

浜辺から多少沖に向かって泳いでいく必要はありますが、水面からも目印となる船の機関部分が見えるので初めてでも見つけやすい沈船です。


引用:photoAC

流れも波も穏やかで初心者にもやさしい海岸ですので、シュノーケリングの練習場所としても最適ですよ。

<アクセス>
村役場から村営バス扇浦線で5分ほどの境浦海岸で下車、バス停からは歩いて2~3分。
バスが走る国道沿いに駐車場もあり。

宮之浜海岸

ブイの内側であれば初心者でも泳ぎやすいビーチです。

ユウゼンという、おもに八丈島以南の海域に生息している珍しく美しい魚なども見ることができます。


引用:photoAC

屋根つきの休憩所もあり、のんびりシュノーケリングができる海岸として地元の人たちにも人気があります。

村役場から徒歩20分ほどなので、お散歩がてら歩いていくこともできるのも大きなメリットです。

わたしは車も原付も免許を持っていないので、大村地区の民宿に泊まったときには暇さえあれば歩いて泳ぎに行っています。

乗り物に乗るとなると着替えたほうがいいかな、など気になることもありますよね。

でも宮之浜なら帰りも歩きなので、サッとタオルで拭いて上に羽織るだけで帰ってこられる点もたいへん魅力なのです。

ただし、大村を出たあとは途中にお店がないので飲み物は持参するのをお忘れなく!

<アクセス>
村役場から村営バスオレンジラインで4分、またはブルーラインで11分、宮之浜入口下車。
バス停からは歩いて10分。
村役場から徒歩の場合、片道20分ほど。
駐車場もビーチからすぐのところにあるので、車や原付でも可。

扇浦海岸

おがさわら丸が停泊する二見港の対岸にあたるビーチ。

その名の通り、扇型をしています。

近くには売店があり、休憩所やトイレ、シャワー、駐車場まで揃っている便利な海岸です。

海は左右が岩場で真ん中が砂地となっているため、初心者でも泳ぎやすい海です。

少し探しにくいですが、ここにも沈船があります。

近くには、小笠原を発見したとされる小笠原貞頼を祀っている「小笠原神社」があります。

返還祭のときにはアウトリガーカヌーレース「人力発見海洋レース」の熱き戦いが繰り広げられる舞台となるビーチでもあります。

<アクセス>
村役場から村営バス扇浦線で9分、扇浦海岸下車徒歩1分。
駐車場完備。

コペペ海岸

かわいい名前のコペペ海岸は、小港海岸のお隣にある砂浜がきれいなビーチです。

泳ぐのが得意であれば、海に入って左寄りに泳いでいくと、枕状溶岩やサンゴを見ながらそのまま小港海岸に泳いで行くことができます。

コペペ海岸まではバスが通っていません。

バスで行く場合は扇浦海岸で降りて徒歩で向かいます。

30分弱歩かなければならないため、わたしが行ったときは宮之浜海岸などに比べると人が少なく、プライベート感を味わうことができました。

まるで貸切のような海で泳ぎたいという人にはもってこいのビーチですよ。

<アクセス>
村役場から村営バス扇浦線で9分、扇浦海岸下車徒歩25分。
整備された駐車場が海岸近くにあるので、レンタカーやレンタバイクで行きやすい点は便利。

製氷海岸

アオウミガメの保護などをおこなっている通称カメセンター(本名:海洋センター)のすぐ横にあり、入るとすぐに一面に広がる枝サンゴが見られる海岸です。


引用:photoAC

シマシマ模様のロクセンスズメダイや熱帯魚の一種で有名なチョウチョウウオ、ときにはアオウミガメも見ることができます。

製氷工場の跡地であることが名前の由来となっているようです。

引き潮のときは特に枝サンゴから水面までの深さがないので、フィンが当たって折らないように泳げるレベルであることが必要です。

また、枝サンゴは案外鋭く、海でふやけた腕や足を誤って擦ってしまうとすぐ切り傷ができてしまいます。

以前、友人と一緒に訪れたときはうっかり干潮のタイミングを調べずに行ってしまったので、浜に戻るのにほとんど水深がなくなってしまりいヒヤヒヤしながら泳いで帰ったことがありました。

事前に満潮/干潮の時間を調べ、なるべく潮が満ちているときに行くと安心して遊べます。

サンゴを守るだけでなく、体もしっかりと守って注意して泳げば、シュノーケリングがとても楽しいと思えるおすすめのビーチですよ。

<アクセス>
村役場から村営バス扇浦線またはブルーラインで3分、オレンジラインで12分、奥村下車。
バス停から徒歩6分。

釣浜

魚がとても多く透明度も高いため、島民やリピーターに特に人気のスポットです。


引用:photoAC

ロクセンスズメダイ、ブダイ、ユウゼンなどの熱帯魚を見ることができます。

浜辺については、ここは砂浜ではなく石がごろごろしている浜です。

潮の流れが複雑だったり水温が低く冷たいことが多いため、上級者向けのポイントと言えます。

兄島瀬戸から潮が流れ込んでいるので、浜辺から離れると大変危険です!

できるだけ海に詳しい人や島民と一緒にいくことをおすすめします。

バス停も駐車場もビーチより高いところにあり、降りてから少々歩かなければなりません。

アクセスとしてはちょっと行きにくい場所にある、ちょっとした秘境のビーチ的な存在です。

<アクセス>
村役場から村営バスオレンジラインで6分、またはブルーラインで9分、清瀬で下車。
バス停からきつめの傾斜を降りていき徒歩15分。
小さな駐車場があるが、浜まで少し距離があるため5~10分歩く。

小港海岸

白砂の綺麗なビーチです。


<ライター撮影>

天然記念物のオカヤドカリも多く見られます。

海の中も砂地で魚は少なく、どちらかというと海水浴向けですが、のんびりシュノーケリングするにはよいポイントですよ。

<アクセス>
村役場から村営バス扇浦線で20分ほどの小港海岸(終点)で下車、バス停から歩いて約1~2分。
駐車場もあることはあるが、海岸まで歩いて10分~15分はかかる。
ビーチ名 アクセス サンゴ トイレ 休憩所 シャワー 駐車場
境浦海岸 ×
宮之浜海岸 ×
扇浦海岸
コペペ海岸 ×
製氷海岸 × × × ×
釣浜 × × ×
小港海岸 × ×
スポンサーリンク

母島でシュノーケリングにおすすめのビーチ

父島からさらに50km南に行ったところにある母島。

父島に比べ砂浜のシュノーケリングスポットは少ないですが、サンゴや魚が豊富なビーチがたくさんあります

公共のバスなどの足がないため、車やバイクがないとアクセスは良くないところが多いですが、その分とても綺麗な海ばかりですよ。

レンタカーやレンタサイクルなどをおこなっているショップもあるので、車などを借りていろいろなビーチに行ってみると違いも含めて楽しめるでしょう。

南崎海岸

母島の南側にある小富士という山のふもとにある海岸です。


引用:photoAC

美しいサンゴ礁が広がり、魚影の濃い海になっています。

透明度ももちろんよく、シュノーケリングに最適な浜であること間違いなし!

ただ、沖のほうは潮流が早いため、丸い島(岩)より先には決して行かないようにしましょう。

遊歩道途中にある南崎分岐から20分ほどで小富士に登ることができます。

山頂から見下ろす南崎もとても美しく、小富士に登った帰りに南崎で泳いで帰るというのが定番コースになっています。

都道最南端の「南崎ロータリー」では車を止めるスペースがあり、またバイオトイレがあります。

<アクセス>
沖港から車で15分(都道最南端まで)、そこから徒歩で40〜45分

蓬莱根

南崎に向かう遊歩道の途中に「蓬莱根海岸」に下りる分岐があり、一旦海岸に出てから少し北に泳いで行ったところにある白砂のビーチです。

干潮時であれば岩伝いに歩いていくこともできますが、足場があまりよくないので泳いで行く方が安全でしょう。

透明度の高い海カラフルな熱帯魚がたくさん泳いでいるので、まったり眺めているだけでも楽しめます。

白い砂のビーチはとても綺麗ですが、満潮になるとほとんど海の中となってしまうので、干潮/満潮をしっかりとリサーチしたうえで行くことをおすすめします。

<アクセス>
沖港から車で15分(都道最南端まで)、そこから徒歩で35分

ワイビーチ

こちらも南崎に向かう遊歩道の途中から海に出ると行くことができます。

母島では珍しい砂浜のビーチです。

「ホワイトビーチ」がなまって「ワイビーチ」と呼ばれるようになったという説もあります。

あまり人がこないため、プライベートビーチ感が味わえる浜辺となっています。

アオウミガメの産卵場所にもなり、運が良ければウミガメが上陸した足跡を見られるかもしれません

浜からは乳房山が望める景色も綺麗な場所です。

泳ぎ疲れたら砂浜で休憩したりして、まったりと時間を過ごせそうですね!

<アクセス>
沖港から車で15分(都道最南端まで)、そこから徒歩で40分

万年青浜

南崎に向かう遊歩道から歩いて10分くらいの場所にある浜「万年青浜(おもとはま)」です。

今はゴロタ石ばかりですが、かつては「オオハマオモト」という植物が群生していたとか。

海には、湾中央の砂地に沿って湾口まで行くとハマサンゴハナヤサイサンゴといったサンゴが見られます。


引用:photoAC

ブダイセダカハナアイゴといった南国らしい魚の群れがいたりと、海の中はにぎやかです。

<アクセス>
沖港から車で15分(都道最南端まで)、そこから徒歩で10分

御幸之浜

昭和天皇が行幸された折に生物採取された場所であることからこの名前が付けられました。

ここには、珍しい大型有孔虫の化石「貨幣石」が見られることで知られています。

また、御幸之浜から南京浜にかけて特別保護地区および海域公園として指定されています。

水深は浅めで穏やかなため、シュノーケリングもしやすい浜辺です。

中に入ると、サンゴ礁がどこまでも広がり見事です!

すぐ近くに御幸之浜展望台や屋根付きの休憩所もあります。

ザトウクジラのシーズンはホエールウォッチングもできますよ。

<アクセス>
沖港から車で10分、または徒歩30分

南京浜

御幸之浜のすぐお隣にあり歩いて行くこともできますが、泳ぎが得意であれば泳いで行くことも可能です。

浜はゴロタ、海にはキクメイシコブハマサンゴサボテンミドリイシといったサンゴが広がり、そこを住処としている熱帯魚を見ることができます。

また、岩陰にはネムリブカというおとなしい鮫もよく見られています。

こちらには休憩できるところがなく、日陰もありませんので日焼けにはご注意を。

<アクセス>
沖港から車で10分、または徒歩30分

北港

戦前は600名もの住人が暮らす一大集落のあった港。

東京からの船が寄港していたこともあった場所であるが、現在は使われておらずひっそりとしています。

深い入り江になっている北港は、波がとても穏やかでとても泳ぎやすい海になっています。

海岸は玉砂利で、海に入るとサンゴ礁が広がっておりノコギリダイチョウチョウウオの仲間アカヒメジなどの魚を見ることができます。

ウミガメが遊泳していることもあるので、運が良ければ出会えるかもしれません!

わたしは父島のガイドサービスを利用し、母島周辺で行うドルフィンスイムツアーに参加したときに寄港して泳ぎました。

本当に静かで魚影が濃く、泳ぐのがとても楽しかった場所のひとつです。

まるで水族館の水槽のようでした。

また、こちらは磯釣りのポイントにもなっています。

かつて港だったというだけあり、トイレや駐車場などの設備も整っています。

珍しい衛星公衆電話もあるので、スマホが繋がらなくても有事の時には助かりますね!

ただ、ちょっぴりお高いですが・・・

※衛星公衆電話の通話料は初回200円で36秒間、その後33秒ごとに100円です。

<アクセス>
沖港から車で30分

これ以外にも、沖港から徒歩5分圏内に「脇浜なぎさ公園」や「前浜」、「石次郎海岸」があったり、「東港」や「大沢海岸」などでもシュノーケリングが楽しめます。

ビーチ名 アクセス サンゴ トイレ 休憩所 シャワー 駐車場
南崎海岸 × ×
蓬莱根 × ×
ワイビーチ × ×
万年青浜 × ×
御幸之浜 × ×
南京浜 × × ×
北港 × ×
脇浜なぎさ公園
前浜 × ×
石次郎海岸 × × ×
東港 × ×
スポンサーリンク

シュノーケリングにおすすめのビーチまとめ

行ってみたいビーチはありましたか?

父島にも母島にも、シュノーケリングを楽しめるビーチがたくさんあります。

どこもそれぞれ特徴があるので、毎日1〜2箇所くらいずつ泳ぎ歩いても飽きません。

「今日は何を食べよう?」と同じようなレベルで「今日はどこで泳ごう?」と選べるだけの浜があるのです。

本当に贅沢なことですよね!

時間の許す限り気になるビーチを訪れ、ぜひお気に入りのシュノーケリングスポットを見つけてみてくださいね。